Another TEDxKyoto Success Story: Kenta Fujii / 藤井 健太

Kenta Fujii

健太さんは高校時代からプレゼンテーション、表現法、メディアなどに魅せられてきました。今年はTEDxKyoto2015のカメラのレンズを通してイベントを支えます。国際関係学の学位を得て卒業予定であり、来年から私達TEDxKyotoのパートナー企業、シーマ様への就職が決まっています。シーマについてはこちらのリンクをご覧ください。(http://www.cima-net.co.jp/)

健太さんは今年2015年のイベントでは多くの人がリラックスしながらTEDxKyotoのトークが楽しめる「ビューイングラウンジ」へのパートナーロゴのアニメーションを創り出してくれました。シーマが提供するキラキラと光るスクリーンを用いて映像を映し出します。とても美しく、またパワフルです。

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TEDxは人々を結びつけるということです。健太さんと話した時にはまたもや彼の中にTEDxKyotoのボランティアに惹き付けられる人のタイプを見出しました。彼らは一つのことだけに興味があるのではなく、また手がけることのほとんどを難なくこなしてしまうのです。彼らは幅広い分野に強い興味を抱いています。彼らはコミュニケーターであり、人々をつなげる媒介者であり、大きなテーマや重要な課題に興味を持っているのです。健太さんはお給料を得られるだけの仕事を探していたのではなく、彼が信じる意義のあること、面白いこと、エキサイティングなことをしたいと考えています。シーマは彼にテクノロジーとネットワーク構築、そして人々をつなげるチャンスを与えることにしました。このようなイベントでオーガナイズをしたり指揮を執ることもそのひとつです。

忙しいリハーサルの間にインタビューに答える時間を取ってくれました。

初めてTEDxKyotoに関わったのはいつですか?

高校生の時にスティーブ・ジョブズとプレゼンテーションについての本を読んだんです。そこで初めてTEDをネットで見て夢中になりました。その当時、ジェイ(TEDxKyotoエグゼクティブプロデューサー)が立命館大学に勤めていたので、質問してみたんです。「どうやったらTEDxKyotoに(パーティシパントとして)参加できますか?」って。そうしたらジェイは「(ボランティアの)ミーティングにおいでよ」と言ったので、参加しました。2012年のスピーカーオーディションから関わっています。

海外に住んだことはありますか?コミュニケーション能力が高いですね。

高校の修学旅行はマレーシアでした。とても気に入ってまた行きたいと考え、昨年にはマレーシアで10ヶ月滞在しました。文化が入り交じり、様々なバックグラウンドを持つ色々な人々が混じっているのが好きなんです。

マレーシアでは勉強や仕事をしましたか?

言語学とその発達について学びました。とにかくマレーシアの多様性に興味を持ったからです。けれど、マレーシアに戻った途端にデング熱にかかってしまいました。そんなお土産をもらえる人は多くないと思いますが。

最初からショーチームに属していたんですか?

いいえ、TEDxKyotoではたくさんの違った役割を経験させてもらいました。最初は「おもてなしチーム」に入って、スピーカーや参加者の方々へのホスピタリティやサービスを担当する部門です。マレーシアにいる時にはライブストリーミングで参加しました。それからショーチームに移りました。TEDxYouth@Kyoto2013イベントでショーチームのリーダーを務めました。そして今回初めてメインイベントで撮影を担当します。

どのようにして大学卒業後すぐにシーマでの仕事を得られたのですか?

はい、皆、卒業1年前から就活を始めるんです。ですから3月に仕事を探し始めて応募し始めた時にはテレビ番組制作会社や映画会社、メディア、プロダクション、そんなあたりを考えていました。シーマとはTEDxKyotoで組んだ経験があったのですぐに応募しました。ここでの経験を通じて既に僕のことを知ってもらっていましたし、僕も会社のことをよく知っていましたから、自然の成り行きという感じでした。

ありがとう、健太さん。TEDxでの成功と、就職後の成功もお祈りします。あなたにぴったりですね!

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