TEDxYouth@Kyoto 2013

Possibility of Ideas

TEDxYouth@Kyoto Blog「TEDxYouth@Kyoto 2013」は、2013年6月30日に盛況のうちに終了致しました。
今回のイベントに関わって頂いた全ての皆様、本当にありがとうございました。
アーカイブ動画はこちらです。
TEDxYouth@Kyoto 運営チーム一同


スピーカーリスト

登壇者をご紹介致します。

takeuchi

竹内佑輝子

立命館大学文学部4年生

平成3年6月15日、日本舞踊の五大流派の一つ 若柳流の四世家元 若柳壽延じゅえんの長女として誕生。平成7年(当時4歳)で初めて舞台にあがり、長唄「菊づくし」を披露した。以降、数々の舞台経験を重ね、平成17年(当時14歳)には、若柳流名取免状を修得し、若柳佑輝子を襲名する。若者の間に日本舞踊を普及させたいという思いから、日本中の公演に参加し、日本舞踊を紹介する活動に努めている。現在は立命館大学の学生として勉学に励みつつ、京都を中心に活動しており、京都光華高等学校では日本舞踊の講師も務めている。


reber

レベル・エディ・ジョー

同志社大学大学院ビジネス研究科 グローバルMBAコース卒

アマゾンの熱帯雨林に位置する町プカルパに生まれ育つ。ペルーの首都リマで数年を過ごした後に、スイスへ移住。幼少期から途上国と先進国両方での生活を経験した。スイスのUniversity of Applied Sciences卒業後、同志社大学大学院ビジネス研究科のグローバルMBAコースで、グリーン経営指標の開発の研究に取り組む。グリーンビジネスについての講演活動や、同志社大学での「OMRON Responsible Leader Development プロジェクト」の経験から、環境に優しいビジネスモデルについて考えはじめ、特に企業の利益追求と環境破壊について問題意識を高めた。現在は、持続可能なフットウェアの開発に力を入れている。


tomobe

友部遼

京都大学農学部3年生

茨城県出身。自分が作った野菜を、食べた人が「美味しい」と言ってくれる喜びを根底に、滋賀県米原市にある自身の圃場で農産物を生産している。また、日本作物学会に所属し、大豆の遺伝子収集などの学術研究を行うと共に、農業の持続可能性を追求し、農学プラットフォームiSAを立ち上げ、生物・工学・経済における農学的な知見の統合を目指す基盤づくりを推進中。自身の圃場での農学的な実験を積極的に行うなど現場での活動の重要性を尊重する一方で、アカデミックな根拠に基づき、幅広い観点から農学の世界に携わっている。


iiyoshi

飯吉透

教育イノベーター

京都大学高等教育研究開発推進センター教授。カーネギー財団上級研究員・同知識メディア研究所所長、東京大学大学院情報学環客員教授、マサチューセッツ工科大学教育イノベーション・テクノロジー局シニアストラテジストなどを経て現職。高等教育の未来を構想し、学国内外でテクノロジーを利用した教育の進展に関するビジョン策定・研究開発・啓蒙活動に従事。主著に『Opening Up Education』(MIT Press, 2008)[共編]『ウェブで学ぶ – オープンエデュケーションと知の革命』[共著](筑摩書房, 2010)など。


Tehu

Tehu

クリエイター / パーソナリティ

神戸にある日本有数の名門校 私立灘高等学校に通う高校3年生。灘中学校入学と同時にプログラミングを独学で身につけて「健康計算機」や「放射能計算機」というiPhoneアプリを開発し、注目を集めた。その後は多くのプロジェクトにクリエイティブディレクターやデザイナーとして参加。学業の傍ら、自らがプロデューサー、パーソナリティーとなってUstream番組を不定期に放送したり、アイドルグループの音楽プロデュースに携わったりしている。現在は、活動の中心をコンピューター・サイエンスからメディア・アートへと移し、多方面で精力的に活動中。


ikkyu

いっきゅう

京都外国語大学3年生

京都府出身。京都外国語大学在学中。日本全国の大学生が参加した第6回 森田杯・英文毎日杯「ペアで紹介する日本文化プレゼンコンテスト」で紙芝居を披露し、優勝を勝ち取る。以来、見ている人の元気を引き出す紙芝居の世界に魅了され、現在は学生業の傍ら50人以上の弟子が集う紙芝居一座「ヤッサン一座」で一流の紙芝居師になるべく勉強中。毎月2日、12日、22日、23日は兄弟子、姉弟子と共に清水寺にて口演するも、いかに観客を魅了するかに悪戦苦闘中。夢は大きく、紙芝居で世界を旅して世界中を笑顔でいっぱいにすること。


yeo

よう いんひょく

シンガー

1987年韓国ソウル生まれ。京都大学経済学部経営学科卒。韓国では義務として課されている2年間の兵役を京都大学在学中に務めた後、マイケル・ジャクソンの名曲「Thriller」のアカペラ1人多重録音動画をYouTube上に公開した。その動画はYouTubeの公式Facebookアカウントや、イギリスのBCCでも取り上げられるなど、日本だけでなく世界中で話題を呼んだ。現在は東京の企業に勤めながら定期的に作品を世に送り出しており、最近ではスティーヴィー・ワンダーの「I Wish」やマイケル・ジャクソンの「BAD」の多重録音動画を公開した。将来の夢はグラミー賞受賞。


murabayashi

村林由貴

退蔵院 絵師

妙心寺退蔵院 絵師。神戸市出身。京都造形芸術大学情報デザイン学科卒業、同大学院芸術研究科修士課程修了。2008年に「AMUSE ARTJAM in Kyoto」グランプリ、「JEANS FACTORY ART AWARD 2008」優秀賞、2009年に「GALLERY RAKU 2010」プロジェクト賞を受賞。学生時代は少女漫画を基調とした絵画や巨大なドローイングを中心に描き、精力的に活動。2011年、文化財の保存と若手芸術家の育成を目的に、妙心寺退蔵院と同大が共同で進める「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」の絵師に抜擢される。400年前の絵師と同じように寺に住み込み、日々修行を重ねて禅への理解を深めつつ、退蔵院方丈(本堂)の襖絵64面に水墨画で挑む。


kawaguchi

川口加奈

NPO法人Homedoor理事長

1991年大阪府生まれ。大阪市立大学卒業。14歳の時、ホームレス問題を目の当たりにしたことをきっかけに、ホームレス襲撃事件の根絶を目指して、講演活動や100人規模のワークショップを開催。高校2年生の時にはボランティア親善大使として渡米し、ワシントンD.C.での国際会議に参加した。大学2年生の4月にNPO法人「Homedoor」を設立。ホームレスや生活保護受給者への就労リハビリを提供する、シェアサイクル「HUBchari」事業で52名へ雇用創出を行う。CVG経済産業大臣賞、大学生OF THE YEAR 2011初代グランプリ、日経WOMAN OF THE YEAR若手リーダー部門等を受賞。


emma

辻愛麻

同志社大学政策学部4年生

3歳までイギリス、6歳までオーストラリアで過ごす。小学校入学以降、大阪、愛知、マンチェスターを転々とし、中学校入学と同時に兵庫に定住する。インドネシア、スリランカ、ケニアにて国際交流・国際協力事業に参加。大学入学以来、「日本ケニア学生会議」の代表として、ケニアと日本の学生の交流事業の運営に関わる。日本とアフリカの若者の声を世の中に伝える「TICAD V 学生プロジェクト」に携わる。現在は休学し東京にて1年間「NGO日本国際ボランティアセンター(JVC)調査研究・政策提言部門インターン」「UNHCR渉外インターン」として活動中。


matsuzawa

松沢哲郎

霊長類学者

京都大学霊長類研究所教授。国際霊長類学会長。学生運動の時代に京都大学に入学し、哲学科へ。実験心理学を学ぶ一方、京大山岳部に所属し、登山に明け暮れる。大学院に進学の後、京都大学霊長類研究所に助手として着任、霊長類学に出会う。1978年春よりチンパンジーに言葉を教える「アイ・プロジェクト」を開始し、注目を集めた。現在は、霊長類学の第一人者として研究を続けると同時に、野生のチンパンジーの保全を目指す「緑の回廊」プロジェクトをアフリカで推進するなど、チンパンジーにとっての豊かな環境づくりに努めている。


牧浦土雅

牧浦土雅

ブローカー / e-Education ルワンダ代表

e-Education Project ルワンダ代表。中学校二年生時に入学した英国ボーディングスクール(寄宿制中高等教育学校)を昨年卒業した後、ギャップイヤー中の19歳。現在は、アフリカ諸国での国際協力機関と農民とを繋げた農業ビジネスや、DVD教材を利用して途上国の教育格差の解消を図ろうとする「e-Education」プロジェクトなどに携わっている。これらの活動だけでなく、インドでのチャリティー団体コーディネートやファッションショー運営で得た実績と経験をもとに、若さを武器にした行動力で世界を駆け巡る。今年9月よりイギリス国内の大学に進学予定。


TEDxYouth@Kyoto 2013は、理念に共感していただけるパートナーの皆さまからのご協賛により開催されました。TEDxKyotoとのパートナーシップにご興味がございましたら、youth@tedxkyoto.comまでご連絡下さい。

What is TEDxYouth@Kyoto 2013 ?

TEDxYouth@Kyotoの舞台は「学生のまち」京都です。なぜ京都が「学生のまち」と呼ばれるのか? それは単に、市内に30を越える大学があるとか、全人口における学生の割合が全国で最も高いとかいう数字が物語る事実だけが理由ではありません。

大学を舞台として、学生がそれぞれの専門的な領域を学び、自らの可能性を開花させるために日々挑戦を繰り広げています。もちろん大学生だけではなく、素晴らしい研究者や卒業生、中高校生が大学には関わっており、それぞれの視点からの多彩なアイディアが生まれています。学生の意欲と活気にあふれる町。これが京都が「学生のまち」たる由縁です。

TEDxは、TEDの精神に基づきより興味深く革新的なアイディアを広める事を目的にして開催されるイベントです。TEDxと大学は、専門性に優れ、扱う領域の多様性に富み、好奇心のある者が集う点など、多くの共通点があると私たちは考えます。TEDxと大学は、本来同じ精神を持つ場なのではないでしょうか。

本イベントでは「学生のまち」京都という舞台において、秘められた大学の可能性を問い、スピーカーと参加者が互いにアイディアを発信する場の創造を目指します。

TEDxYouth@Kyoto 2013 テーマは「Possibility of Ideas」

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